蔵王堂蛙飛


行事

  • よみ : ザオウドウカワズトビ
  • 季節 : 夏の季語
  • 四季の節気 : 晩夏
  • 時期 : 7月7日 ~ 8月7日 頃

"蔵王堂蛙飛(ざおうどうかえるとび)は、奈良県吉野山の金峯山寺(きんぷせんじ)で行われる伝統行事で、罪を犯した蛙が改心し、蔵王権現の力によって人間の姿に戻るという伝説に基づく儀式である。毎年7月7日に執り行われ、修験者が法螺貝(ほらがい)を吹き鳴らしながら堂内で祈りを捧げ、巨大な蛙の人形が飛び跳ねる所作を見せる。 この行事は、懺悔と浄化を象徴し、夏の盛りに積み重なった罪や穢れを祓い、新たな気持ちで秋を迎えるための儀式としての意味を持つ。 古くから修験道の聖地として知られる吉野山の荘厳な雰囲気の中で行われるこの行事は、夏の終わりの静けさとともに、厳かな祈りと清めの力を感じさせる。季節の変わり目にふさわしい、晩夏の季語。"