薄氷


地理

  • よみ : うすごおり
  • 季節 : 春の季語
  • 四季の節気 : 初春
  • 時期 : 2月4日 ~ 3月5日 頃

"『薄氷(うすらい/うすごおり)』は春の季語で、春が浅いころの薄く解け残った氷を指す。冬の氷と異なり、はかなくて淡い印象があり、春の季節感を表現する。関連季語に「残る氷(のこるこおり)」や「春の氷(はるのこおり)」があり、俳句や詩の中で季節の移り変わりやはかなさを表現する際に用いられる。富山県小矢部市の銘菓『薄氷』は、和三盆ともち米を使った干菓子であり、口に含むと薄氷が溶けるような口当たりを楽しむことができる。"