植物
"金目黐(かなめもち)は、日本の季語で仲夏から晩夏に詠まれる花の一つです。別名は要黐(かなめもち)や要の花(かなめの花)で、バラ科カナメモチ属に分類されます。主に東海地方以西の本州から九州、中国南部、東南アジアに分布しており、常緑の低木で直立し、良く分枝します。5mm程の白色の5弁花を多数つけ、春には赤い若葉が美しくなります。名前の由来は、材質が堅いため扇子の要に使われたことからきています。俳句では「要の花」とも言われ、地味ながらも美しい花です。"